春の訪れーpart2 万作の花が咲きました
2014 / 03 / 28 ( Fri ) 万作が咲きました。
待ちに待った”花”がようやく咲きました。らいあんの庭で一番先咲くんです。 この花を見ると「あっーほんとうに春が来たんだ!」と実感します。 万作はとてもおかしな格好をしていますが、春一番に咲く花だそうです。 ![]() ![]() [万作の花]は芸術作品にも良く登場します。 小庵でも佐久に工房を持つ末岡信彦先生にそば猪口などを焼いて頂いていますが、この万作の花のそば猪口も人気があります。コース料理に使います。白磁にある絵がとてもきれいです。食事をしながら楽しんで下さい・ 末岡先生によりますとこの万作の花は”まんずさく”からきていてどの花より”まず”最初に”咲く”のだそうです。 ![]() ![]() 末岡さんの作品は「色絵磁器」と呼ばれています。作家藤本能道氏(人間国宝)に師事16年後に独立されています。1993年に佐久に来られました。現代日本の陶芸家125人にも紹介されています(小学館発行) ー末岡さんとの出会い(裏話)- 末岡さんと奥様がお客様と三人でお見えになり、そばを召し上がられてお帰りの時女将がー「陶芸家の末岡さんですか?」と尋ねるとー「え~どうして分かるの」との返事でこれが最初の出逢いでした。 小庵を始めた頃ですが長野市で陶芸家数人展がありそこで末岡先生の作品に出逢いました。その作品のすばらしさに感動し、「こんな器を使えたらいいね」、とか「こんな作品を店に飾りたいね」、とか二人で話をしていた時です。当の本人がお見えになりました。ご縁のある方だとその時に思いました。 数年前にお弟子さんとの合同展を小庵で開いた事もあります。 (末岡さんは細身の方ですがやさしく笑顔の絶えない人です。でも作品はキリッとして品も良くどこからそのエネルギーが出てくるんだろうと思います) * 季節により色々な絵柄が有りますので機会をみてまた紹介いたします* スポンサーサイト
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春の訪れーふきのとう
2014 / 03 / 25 ( Tue ) らいあんに春が来ました。看板の所とか畑にふきのとうが顔を出しました。
ふきのとうは天ぷらに、ナズナはおしたしに、春になり”ソバの芽も”成長が早い。おいしい春の季節到来!! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() *ふきのとうは天ぷらにしたり、信州では味噌と和え”ふきみそ”にして食します。(酒の肴には最高です) *ナズナは春の7草の一つです。おしたしにして食します、春の香りが口の中に広がります。 *ソバの芽はルチンが豊富で健康にいいです。らいあんでは年間を通してサラダ等につけますが、種から芽が出て若葉になるのに1週間以上かかるので少量しか使えないのが課題です。 美味しい物を食べると何処の国の人も笑顔になります、私達はそんな笑顔を楽しみにしています。 |
韓国平昌のそば祭り
2014 / 03 / 19 ( Wed ) 前回のブログで少しお話しました「世界そば食べ歩きの旅ーpart2」韓国編を報告します。
今回ロシアで行われた冬季オリンピックは「ソチからピョンチャン」に移りました。冬季オリンピックがピョンチャンに決定した2011年に当地でそば祭りが9月にあり行って来ました。ピョンチャンにはオリンピック競技施設やホテル、プレスセンターのはいる予定の会議場等が既に出来ていました。御存じの通り”冬のソナタ”のロケ地でもあります。 今回は富山県南砺市利賀村の韓国交流の皆さんと一所の旅でした。南砺市利賀村はピョンチャンと姉妹都市であり、お互いのそば祭りに交流をしています(2月には利賀村で雪の中そば祭り開催)。この交流の中心になっている中谷伸一さん(そばのアマチュア段位制度の普及初め日本のそばの発展に尽力されています)に声をかけて頂きました。 ピョンチャンのそば祭りはとても盛大でした。そばの花一面の景色には感動しました。この時にあわせ花を咲かせているそうです。この「そば祭り」は短編小説作家可山李孝石(そばの花の咲くころ)の生家の近くで行われ、氏の資料館もあります。 さてそば祭り会場では冷麺、チヂミ、そばどうふ等は作るところを見ながら食べたり、また韓国にはそばで作ったマッコリが有りこのマッコリも美味しくとても楽しい食事となりました。極めつけは冷麺を昔の手法を使い”押し出し麺”を作り茹でているイベントでした。麺は日本と同じ様に手でこねていました。そしてそのこねたそば玉を大きな龍の形をした押し出し機(木製)にいれ大人が二人で力いっぱいに押している姿には驚きました。又少し愉快でもありました。押し出された細い麺(日本のそばよりかなり細い)はぐづぐづと煮たぎる釜の中に落ち茹であがるんです。それをおばちゃんが網ですくい上げ水で洗い、水切り後どんぶりに韓国独特の少し酸味のきいたスープ(キムチのうわずみ味付け)をいれ、上に具をのせ出来上がり。さっそく食べてみますと冷麺は”サッパリ”してしかも”シコシコ”していて美味しかったですね。 このそば祭りには外国人観光客はそんなに多くない様でしたが国内の人達で賑わっていました。観光バスも何台もあり、祭り期間中には数十万人もの人が訪れるそうです。韓国平昌のそば祭りのスケールの大きさには驚きました。スタッフの皆さんとも交流しましたが生き生きしていました。あ~また韓国に行って”冷麺とそばマッコリ”を味わってみたい。そうそう2016年には韓国で「第13回国際そばシンポジュウム」が開かれるんですよね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 左上の写真はジャンプ台です。右上の写真はピョンチャンに有ります”ハーブナラ”のオーナー 李ご夫妻と一所に撮ったものです。私達はこのハーブナラに泊まりました。ハーブの花は何種類もきれいに咲いていて、またガーデンには観葉植物がたくさん有り目を楽しませてくれます。ハーブナラは泊まるだけでも楽しく過ごせます。ガーデンは整備され色々なめずらしい花も楽しめたり花の資料館も有ります。、他の国との交流の成果も展示されています。現在はハーブナラは韓国には何か所か有るそうですが、李さんはハーブナラのパイオニアです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「冬季オリンピック」、「冬のソナタのロケ地」へ楽しみに韓国の平昌に行かれる様でしたらこの”ハーブナラ”を訪ねてみてはいかがでしょうか。 |
らいあんに春の足音、、、福寿草
2014 / 03 / 05 ( Wed ) ![]() 先日、お客さんが見つけました。「福寿草が咲いているよ」と。 佐久の酒蔵見学に来た若い女性の方が教えてくれました。 佐久市には驚く事に酒蔵が11もあるんです。良質の米、おいしい水、醸造に適した気候に恵まれ佐久は「酒の郷」とも言われています。 おいしいお酒の後は「そば」がいいそうです。で、お仲間と来られました。 この前日まで大雪で大変でしたのに、こんな可愛く、幸せそうな”福寿草”を見ていると心が和みます。らいあんの女将によりますと”福寿草”は晴れた日に咲くのだそうです。なるほどお客さんが来られた時は曇り空でして、つぼみの様でしたが次の晴れた日には写真の通り黄金色に咲いていました。 春の便りを皆さんにー足先お届けします。 ![]() ![]() |
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