世界そば紀行ーフランス編(フランス人の温かさに触れて) Merci !
2017 / 03 / 23 ( Thu ) * 世界そば紀行ーフランスの旅ー
3月4日から10日まで約一週間。 ![]() ![]() ![]() "Paris, La Baule, Cancale" パリ、 ラボール、カンカル(ブルターニュ地方)” と3か所に行きました。 フランスのそば食文化の勉強に娘と二人旅です。 フランスの蕎麦料理の代表といえば 「ガレット」 Garette そばのクレープです。 ブルターニュ地方では100年前から各家庭でガレットが食べられてきました。(現在はガレット店が主) ![]() ![]() ![]() 約20年前に日本にこのガレッツトが入ってきました。 ベルトランさん(カンカル出身)が日本へ初めてガレットを紹介しました。 日本では若い女性を中心に人気を集めています。 (特に長野県ではベルトランさんのご尽力もありガレットを提供する店が80軒位あるようです)。 さて今回はどんな渡航となりましたでしょうか? 4日の夜 パリのホテルに着くやいなやすぐにパリの街に繰り出しガレット店を探しました。 さあ~!ガレッツトの食べ歩きが始まりました。 ラボール(南ブルターニュ)では三人のフランス人の方の案内でブルターニュの宝 ”塩田” を見学(日本でもその塩味が高く評価されている)。 さらに色々なガレットとシードルの紹介があり大変勉強になりました。 ![]() ![]() ![]() パリのAnneさんご夫妻にはブレッツ、カフェの店で食事、また普段団体旅行では行けない所までご案内して頂きました。 8日には日本にガレッツトを紹介したベルトランさんにカンカルのお店でお会いし楽しいお話しを沢山しました。 スタッフの皆さんもとても親切で楽しい方達です。 * 旅の感想を一言 * アクシデントに遭い”フランス人の温かさを感じた” 今回の旅も現地の言葉を話す事も大事なテーマ、 フランスではパリのAnneさんとカンカルのBertrandさん以外の方はほとんど日本語を話しません。 ですからフランス語と英語を使って身振り手振りの旅。 ![]() ![]() ![]() -アクシデントは6日に起きましたー ラボール行きTGV(高速電車)が強風か何かの故障でナント駅でストップ、ラボールまでバス輸送という事になり、小雨と強風の中約2時間位バスを待つ、その後ナント駅構内で待つこと数10分(駅より非常食が配給)。 驚いたのはその時の出来事! フランス人達とトイレを並んでいた時(こちらは有料トイレで確か二セント位だと思う)、 財布の中を小銭を探している私の後ろから、トイレを済ませた中年女性が係の女性にポーンと小銭を渡した。 (私がマゴマゴしていたのが気の毒に思ったのだろうか?) 「これ使って」みたいな感じ(たぶんフランス語でそう言ったと思う), 「エ~?」 後ろを振り返るが女性はサッサと行ってしまう。しかもおつりまできた。私は代金をその女性に返そうとしたがもう姿は見えない。 こんな事ちょっと日本では考えられない!(エ~なんで見ず知らずの自分の為に、しかも日本人に??) ー電車の代替え輸送バスを待つ間、強風と小雨でとても寒い。周りを見渡すとフランス人達は不平をいう訳でもなくジッート我慢、寒いのでトランクの中からジャンバーを出す若者も、なんてフランス人は辛抱強いことだろうと感心、日本だったら駅員に文句を言う人が必ず現れる。。それにつけても寒い!何とか元気をださなくちゃ、 「そうだ、フランス語の実践、フランス人に話しかけ、お互い元気をだせー!!」、とばかりに周りの人にやたらと話しかた。 Bonjour ! 「こんにちは」 Nous sommes venus du Japon 「私たちは日本から来ました」 Je sui venu l'etude de Sarassin 「ソバの勉強に来ました」 Nous matchons a mangeer de sarrasin Galette. 「そばガレットの食べ歩きです」 なんとかフランス語も通じたようで、現地の人から笑顔が返ってきた。 そしたらあちこちで若者が元気を出し始め、歌声なども聞こえてきた。 「そ~うだヨ みんなも元気だせ~!!」 その時 フッ~と思った。「俺たちはみんな同じなんだ」 と。 また親切なフランス人中年男性(写真)が困った私達をリードしてくれたのも有り難い事でした。 この様に色々な場面で現地の方の力を借り無事旅行を続ける事が出来た。フランス人の方々に感謝!! * らいあん情報 ー春の香りをお届け!! 春の日差しの下、蕗の薹(ふきのとう)が盛んに芽を出しています。 先日、お笑いタレント三人がテレビの収録に来た時の事、 このふき味噌を召し上がり 「オ~美味しい!!」 と声をそろえて感激していました。 凍る土の下から芽を堀り出し、味噌で和えたのです。 「この苦味、香り、なんとも言えない!」 と大層喜ばれて行かれました。 今では可愛い芽が大地からあちこちに出ていて、らいあんでは天ぷらで召し上がれます。 なずなのおしたしも爽やかです。 お楽しみ下さい!。 スポンサーサイト
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